Tradition & Revolution

経木で握り飯と塩鮭と椎茸の含め煮を弁当にした時のもの。

これが美味かったということではなく、ましてや懐かしいはずもなく(こんなの興味本位で買った駅弁くらいだ、しかも不味かった)、作ってみたいなと思っただけ。

さすがに現代だけあって、業務用食材店で100枚単位でしか販売されておらず、他に使い道もないものだから、棚の場所取りになっている。

ただ、この風情はなかなか良いもの。

こういう弁当の日は仕事も「余計なものを削ぎ落とす方向」に進むから不思議。案外、昔の人は、そんな作用でシンプルに決断をしていたのかもしれない。状況やしがらみを深読みしていると、せっかくの飯が乾いちゃって台無しだろうから。なるほどなぁ。


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札幌在住のグラフィックデザイナー、solid bond 白山勇一です。デザインに関わるあれこれ、食べ物などを、時々の感想を添えて記録します。

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